ミドリムシのラーメンを食べてみた @本郷「山手ラーメン本郷安庵」
みなさん、こんにちはYです。
気まぐれで都内の2店舗でミドリムシ入りラーメンを食してみたので、感想を綴ります。
まずご紹介するのは「山手ラーメン本郷安庵」さんの「みどりラーメン」です。
東京大学本郷キャンパスの道を挟んだ反対側にこぢんまりと看板をだしているお店です。
お昼時に店内に入ると、厨房に面した細長いカウンター席に所狭しと若人たちが麺をすすっています。数人で来てウェイウェイするグループもなく、ひとりか2人組みがほとんどです。
薄緑色のアロハシャツの制服を着た、森見登美彦の小説から抜けて出てきたような推定童貞率90%くらいの店員さんに食券を渡し、待ちます。
周りを見渡すと、皆さんお冷もってるけど、私のとこにはない。きょろきょろすると、席の後ろにウォーターサーバーを見つけ、ここでようやくセルフサービスということ気づきました。常連さんが多そうなお店なのに、これじゃ新参者丸出しですorz
また、席にはみどりラーメンの主役たるミドリムシの説明書きがありました。
ミドリムシの学名のユーグレナは、発見者のレーウェンフックが美しい目という意味を込めて名付けたもの。
ロマンチックですねぇ~。
感心しているうちに1杯に7億匹のミドリムシが入っているという、みどりラーメンが届きました。2億4千万の瞳どころか、14億の美しい目です。
いただきます。
見た目はバジル味がしそうですが、さらさらめの豚骨の風味のスープです。らでぃっしゅぼーやのとんこつラーメンに近い味です。
麺はつるつるもちもちとした、スパゲッティのような太めの麺です。細麺と太麺を選べるようで、細麺をえらんだのですが、太麺はもっと太いんでしょうね!
具はキャベツが多く、火の通り加減や味などはラーメン二郎さんの「ヤサイ」の概念に近いものです。もちろん、二郎さんよりももやしの比率は格段に低いです!
うん、ミドリムシの味はわからなかったけれど、懐かしい味がするボリュームたっぷりの一杯でした。
ちなみに…入店時は気に留めなかったのですが、入り口付近に「山手ノート」という落書き帳と、「山手論」という手作り感満載の雑誌がありました。
山手論を買う際はボックスにお金を入れるという、ここでもまたセルフな方式。一部欲しかったのですが、ちょうど500円がなく断念。
そこにはきっと面白いことが書いてあったに違いありません。だって、落書きノートですらとってもおもしろかったのだもの。
深く印象に残った書き込みは「止めておけ その一口が デブのもと」というアフォリズム。
その言葉を胸に刻み、後日、もう一軒のラーメン屋に向かったのでした。
→ @池袋「六感堂」編へつづく?