グアテマラでブラジャーを買ってみた
エクアドルからグアテマラに向かう道中、行き先がいかなる場所かインターネットの海に問いかけたところ、
野犬がいるとか、マリファナが1000円程度で手に入るとか、搾りたてのオレンジジュースに海がめの卵を入れて飲むだとか、魑魅魍魎っぷりにわくわくが止まりませんでした。
幸い野犬くらいにしか遭遇しませんでした。
とはいえ行き先のアンティグアでのブラ購入はなかなかカオスでした。
アンティグアはスペイン語で「旧い」を意味する古都で、その遷都の原因となった18世紀に起きた地震によって倒壊した、修道院や教会の廃墟が数多く残る世界遺産です。
こんな感じの廃墟めぐりの合間に、ブラを探しに市場(メルカド)に向かいました。
観光向けというより、ジモティー用の買い物場所で、アメ横のように肉や野菜の露店、服屋、半ば露店のようなフードコートなど所狭しと並ぶなか、
鶏肉に集ったハエをその上から叩くおばあさんを尻目に、市場の中腹にある下着屋さんの前で足を止めました。
拙いスペイン語というより、ほぼボディーランゲージで採寸してほしい旨を店員の老婆伝えたら、メジャーを当てられることもなく(!)
あなたはこれと出されたのはAカップでした!
見るからに日本から持ってきたものとも、アメリカで買ったものともサイズ感が違く、釈然としない顔をしていると、おばさんはもう1枚ブラジャーを持ってきて自信満々に勧めます...。これもまたAなのです。
きっとこの老婆は長年の経験から、一瞥で胸のサイズをスキャンする能力に長けているに違いない。
そして、グアテマラ人は小さめのブラに肉を詰めて着ているのだろうと解釈し、14年ぶりくらいにAカップを買いました。
それでは今回も勝手にレビューしますー。
デザイン性 ★★
おかんのブラって感じの、ベージュ一色!
星2つ。
盛りやすさ★★
着用するとトップバスト上部に段ができる程度に肉が余るので、谷間が急になりますが、
脇肉は収まりません。
ディスりたいことはやまやまながら、ホックが3段なのは良好です。
コスパ★★★
30ケツァルなので450円満たないくらい。
市場の商品は値切ればもうちょい安くなったかもしれない。
どのみち諦めのつく価格なので、まぁいいかって感じです。
脇肉を収めずとも、とにかく急な谷間を作りたい。そんな時がきたら、引き出しの奥底から取り出してみます。