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アイムシングルの婚活パーティーに参加してみた

こんにちはYです。前回の婚活パーティーからほどなく、アイムシングルのパーティーに参加してきました。

アイムシングルは、参加者の層がオタクに特化しているパーティーで、アニメや漫画が好きな、同じ趣味の相手もしくは趣味に理解のある相手を求める男女に人気の模様です。

受付開始から2分後くらいに、池袋のパーティー会場へ行くと、既に席の半分は埋まっており、コミケニコニコ超会議などで鍛えたのであろう彼らの早めの行動に驚きと称賛を禁じ得ません。
受付で男性が5000円以上の参加費を支払っているのを見た直後、女子だというだけで参加費が無料どころか図書カードまでいただけて、ラッキーなような申し訳ないような気持ちになりました。

席は自由席で、早い者から順に布陣できます。
所望の時期と場所に、戦闘力を集中して有利な態勢を確立するのは戦術の基本。
好みの人を見つけたら、すかさずその人の前に座ってちょっと会話をし、飲み物をとってきて差し上げることで、パーティー開始前から主動性を保持できるのです。

私にはそのような芸当を達成するほどの技量も余裕もなかったので、プロフィールカードを書くことに我の全力を集中させしめました。

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それがこちら。ふんわりダークな作品が好きな、貧乳を気にする家庭的な女の子像を演出したつもりでしたが、それがどの層に好かれる特性なのかは不明です。

パーティーの進行は、まず回転寿司形式で1人ずつと話をした後、フリータイムが3回、最終投票の流れです。

前回、全くと言っていいほど状況判断に資するほどのメモを取ることができず、大いに反省したため番号と会話の内容を一致する程度の情報を書きとめることを意識しました。

エクシオのパーティーよりかは、メモを取る時間が多めにとられ、その間「メモメモ」と初音ミクの声が流れる様子にはつい脱力してしまいました。
12名の男性と話し終え、アプローチシートを3枚記入します。記入が済んだら男女で別れて休憩タイムをとります。

婚活だと会場にいる他の女性はライバルになるのですが、集った女性はみなオタクとのことで、夢小説や商用BLの話に花が咲いて、まるでラフレシアのお花畑のようでした。

ほどなく中間投票の結果が封筒に入って手渡されます。外から封筒の厚みを確認すると、少なからず1枚は入っていそうで安心です。
結果は人気ランキング3位。4人の方からシートをいただきました。

私がアプローチシートをお渡しした方は、新海監督の話をした同業者のAさん(SE)、童顔なBさん(海保)、好きな作品がいくつか被ったCさん(研究職)でした。
一方、私のもとに届いたシートは、Cさんから以外はお渡ししていない方からでした。まずは遊戯王の話をしたDさん(営業)、故郷のゆるキャラの話をしたEさん(自治体職員)、そして、明らかに宛先間違いのものがありました。

Fさん(薬剤師)からのシートなのですが「グラブル」の事について存じませんし話してもいませんが「グラブル好きな方が少ないのでお話したい」と書かれています。
届くべき所に届かなかったシートを見て、もったいないなぁと思いました。彼の気持ちがその方に届きますようにと願わずにはいられません。

間違って漂着してしまったカードをしみじみと眺めているうちに、フリータイム開始です。
まずはEさんが話しかけてくださいました。
実をいうと、回転寿司で自己紹介をしている際に、会話のテンポが少々合わず、私はこの方にあんまり好かれていなそうだと感じていましたが、シートを下さって話に来てくださってとても意外でした。
しかし、やはりテンポが合わず「???」な印象です。

2回目のフリータイムは女性から話しかけに行く番で、Cさんを確保しました。
先ほどはじっくりギルドカードをみる時間がなかったから改めてよく読みましょうとの流れに。ここで、回転寿司中は読み飛ばしてくださった「今一番ほしいものは?」の欄に突っ込みが入りました。
ウケ狙いをの回答をひとつでも入れとけば会話のきっかけにでもなるかしらと思って「胸部の脂肪」と書いて、見せ消ちしたのですが、、
明らかに引いていらっしゃるごようすです、、、、、
撃沈!

3回目のフリータイムはDさんがいらっしゃいました。
ご職業がらかお話がお上手ですし、学歴も互角ですが、雰囲気はあまり好みではありません。
婚活パーティー会場はカード屋さん近いことだし、デッキ組んでくれば良かった。
きっとお友達にいたら楽しいなという印象です。

最終投票では、第三希望までカップリングしても良い相手を記入でき、Cさん、Eさん、空欄の順に書きました。

テンポ合わなかろうと、雰囲気ちょっと違かろうと、私の場合はシートを下さった方にだいぶ採点が甘くなる傾向があるようです。

しかし、現実は厳しいのです。パーティーの大詰め、カップル発表では5組成立したとのことで、私も入っているかしらと期待しましたが、どちらも別のお相手とカップル成立していました。
成立したカップルから先に会場を出る方式で、座っているのは残ってしまった人ばかり。
やけにポジティブなBGMとは対照的な微妙すぎる空気が漂う中、私は「YES! アイムシングル!」と無性に叫びたくなりました。
そうか、「アイムシングル」か。そうだな、やっとタイトルの伏線を回収できたぜ。

その後は女性を先に、最後に男性の順で帰ります。
そのため、エレベータにカップリングしなかった女子6名が一堂に会します。
話してみたかったので反省会にお誘いしてみたら3人ついてきてくれました。

飲食店が悉く混雑しているため歌広場に行ったのですが、待ち時間中に、後ろからさっきのパーティーでカップルになった男女がやってきて気まずい中、パーティーなんてただの前座だったのよくらいの勢いで腐女子会が始まりました。
婚活っていろんな出会いがあるんだなぁ。。。