卒業までにしたい約50のこと

大学時代にやり残したことを消化する新卒OLの雑記帳

エクシオの婚活パーティーに参加してみた

こんにちは。Yです。

来月から初めての後輩が入社するというのに、新卒気分どころか学生気分が抜けません。

何も変わらない私を置いてけぼりに、人間関係における状況が学生時代とかなり変化しました。
あの頃は駅前のポケットティッシュのように望めば手に入った同年代の人たちとの出会いが、会社と自宅の往復の中に全く見つけられないのです。

このまま無為に時を過ごし、六畳でひとりもやしと豆腐を貪り食いながら歳を重ねることを想像したら物寂しい気がして先日、人知れず婚活パーティーデビューをしました。

申し込んだパーティはエクシオ主催の『【(男)社会人×(女)学生★オトナ気分で全国一斉恋活パーティー♪】』なる、既に学生の身分を失効してしまった私には少々気後れするタイトルながら、女性の参加条件は独身社会人または学生という規制のゆるやかなもの。
事前のリサーチによると、この手の催し物ではプロフィールを記入する必要があり、開始時刻ギリギリに行くと欄を埋めきれないとのことで、受付開始と同時くらいをめざし地図を頼りに会場を目指しました。
新宿駅南口から京王百貨店方面へ向かい、吉野家の門で曲がり、マクドナルドのある通りの、少々古びた雑居ビルの1室にどんな素敵な出会いがあるのだろうか。外の通りに面した窓に貼られた「新宿マリア―ジュ」の赤い看板を見ながら、開場時刻を待ちます。

免許証と受付完了メールを見せて受付を済ませた後に通された部屋は、壁の両側のソファに向かうように机と椅子が配置された様はお見合いパブのようでいて、赤と白を基調にした配色はラブホのようで、ポップななかに淫靡な空気をも漂わせていました。

指定された席で、まだ人もまばらな中バインダに挟まれたプロフィールカードを記入します。
学生メインのためか、プロフィールカードが学生用のもので大学名、学部、学科、サークル、バイトなどの情報を書きこむフォーマットです。
この様式が後に功を奏すのですが、この時点では苦笑いを噛み殺しました。

しばらくすると人数が集まり、パーティー進行の流れについて説明があります。
それによると、まず男性が席を順番に移動する流れで全員と3分ずつ会話。つづいて、印象チェックカードとアプローチカードを提出してから、各回4分ずつのフリータイムが4回入ります。そして最終投票しカップル発表となるそうです。

パーティー開始と共に、まずは向かいの人と記入したプロフィールを交換し会話スタートです。
ここで初めて男性側に配られたフォーマットを見たのですが、私が書いた紙にはない年収、職業、勤務地の記載欄があります。
な、なるほど、なんて現実的なんだ!!

フォーマットが男女で違うんですね、私は今日初参加で仕様がわからなくってとっても緊張しているんですよ、とあたふたしているうちに3分が過ぎ去り座席チェンジです。

その間にさっと「チェックシート」なる閻魔帳に相手の番号と印象やメモを書き込みます。まるでお互いが人事同士の就活です。

ちなみに、婚活界隈ではでは椅子に座っている女性のブースのもとに、順々に男性が回ってひとりずつと話すスタイルを「回転寿司」と言うそうです。
本物の回転寿司は好きなの取って食べられるけど、この回転寿司はお寿司の方も客を選ぶのね。そして3分じゃ見た目の印象しかわからないから、まるで食品サンプルのお寿司たちね。

美味しそうなネタや面白そうなネタについてここで、紹介したかったところですが、12皿のお寿司を立て続けにざっくり見ただけなので、あんまり個々については印象に残っておらず、
また、私の閻魔帳メモスキルが低いため「津田さん マラソン」「ノブさん」「宝くじ」ぐらいしか書けませんでした。紹介できず残念です。

ざっくりしたレポですが男性側の平均年齢は27くらい、「君の名は。」を見た人がやたら多い、職業は医者や大学講師も含めいろいろいたような気がします。

自己紹介、自己紹介、自己紹介に次ぐ自己紹介の後、カップリングしてもいいかなと思う相手の番号に丸を付ける印象チェックカードと、気になる相手にメッセージを送れるアプローチカードを記入し提出します。

私は自ら書いた解読不能な閻魔帳をもとに「また話したい」と書いてあった18番さんと、「貿易」と書いてあった12番さん宛にカードを出しました。

続いて、フリータイムです。
フリータイムのルールは、グループトークせず必ず1対1で話すこと、着席して話すことでした。
誰にも相手にされなかったらどうしようと心配しましたが、こっそり人数を数えたら男性の参加者が12人、女性が11人なので、必ず誰かしら座ってくれるはずです。

初回誰が来るのかいと思っていたら、ちょうどさきほどまで話していた6番さん(営業(?)/?歳)が「このままお話続けていいですか」とありがたいオファーをくださいました。
とってもありがたかったのは本当で、茶髪でちょいとぽっちゃりしていることは記憶にあるのですが、話の内容は覚えてないです。
社会人たるものメモを取るって大事ね。

2回目のフリータイムでは最初にお話した4番さん(公安系/28歳)が来てくださいました。
閻魔帳のメモによると4番さんに関する記述は「ふつう」の三文字だけでしたが、フリータイムでのお話は楽しかったです。

話の途中で、印象確認カードとアプローチカードがステープラーで留められた状態でスタッフさんから渡されました。
ちらっと見るとアプローチカードが2枚。そのうち1枚は4番さんから「アルバイトのお話聞きたいです」とカードが来てました。
経験したレアバイトを書き並べていましたので、その欄を見てくださったんだと思います。学生仕様で良かった。。

3回目のフリータイムはアプローチカードを送った18番さん(医療系/29歳)とお話しました。
回転寿司の段階ではまた話したいという印象でしたが、突然の下の名前で呼んでくる、LINEのID聞いてくる(私はあんまり教えたくない派)、歯の浮く台詞を言ってくるなど、距離の詰め方を間違っているような気がしてならず、こちらからカードを送っておいた手前大変申し訳ないのですが最終投票では投票しないことにしました。

最後のフリータイムは20番さん(IT系/27歳)とです。
見た感じ、「行くところ、もうないしなぁ近くにでも座るか」という感じでしたが、その後はそれを態度に出さない紳士でした。
フリータイムの席取りゲーム、余っていた人員が私で、そして目が合ってしまったのが私で大変申し訳ない。本当にごめんなさい。
また、20番さんに関するメモは「の」だけでした。私は何を書こうとしたんだろう。。
せっかく来てくださったんだし、同業者ということもあり、サーバの話をなるべく盛り上げるようにしました。

「サーバってめっちゃ重そうですよね、あ、物理的に、いひひひひひh↑」


そんなぐだぐだなフリータイム後、最終投票をしました。

投票用紙は第1希望から第6希望まで書けるもので、気になった方の番号を全部書いても最後まで埋まらない状態のまま提出しました。
集計中、やや微妙な空気の中、20番さんと雑談を続けます。
「明日も仕事嫌ですね...。」「そうですね、宝くじ当たらないかなぁ...。」「お空きれい...。」


集計が済むと結果発表です。
「この中から5組のカップルが誕生しました」とのアナウンスに、30人以上はいた中高のクラスでもカップル5組も居なかったことだし、このメンバーがひとつのクラスだったら、間違いなくこんなには成立してないよなと、婚活用語の「カップル」と一般的な用法の「カップル」の間の差異について考察をめぐらせたくなってしまいました。

良くも悪くも「お友達としてちょっと仲良くなれそう」くらいのですぐカップルになれちゃうのがこの手の催しの仕様で、相手との距離感を見誤ってやたらなれなれしい方は、婚活界隈は、デリケートな用語がカジュアルな文脈で使われる場なんだと意識していないのかもしれません。

私は初陣にしては大収穫で、第1志望の方とカップル成立となりましたが、チョコレートをテンパリングするが如く、温度差や状況を見極め・見定めてコマを進めようと思います。