ワイ、幸福の科学が運営するブックカフェに行ってみた。
皆さんこんにちは。Yです。
先日、会社の同期とHAPPY SCIENCE GINZA BOOK CAFEなる、幸福の科学が経営する喫茶店に行きました。
良く晴れた日曜の銀座で、小龍包を頬張り、スカートやネックレスを買い、ケーキセットをつついた後、ひと休みしようかとマクドナルドを探している途中で見つけ、物見遊山がてら覗いてみようというのが事の成り行きです。
こうして遠目で見るとインテリ系とほっこり系が同居したようなカフェですが、いざ入るとなると少々敷居が高いものです。というのは、カフェの隣にはガッツリと「幸福の科学東京中央支部」の入り口が信者を待っており、このおしゃれカフェの正体を露骨に物語っているからです。
幸福の科学東京中央支部は見なかったことにして、カフェに入ると、店内は暖色系の照明に包まれており、ずらりと並ぶ本棚の奥にはコミケで売り子をしていたら人気者になれるであろう森ガール系の可愛らしい店員さんが控えめな笑顔で注文をとってくださいます。
この方も、信者なのかしら。
紅茶を頼むと、後で席までお持ちしますとのこと。せっかくなので、いくつか席に本を持って行こうと、大川隆法氏の著書がやたらフィーチャリングされている棚の中から、私は佐野ひなこの写真集とDAIGO守護霊の告白を、同期はケイト・ミドルトン妃殿下のファッションブックとローラのエッセイを持って2階の座席コーナーへ行きました。
あまり広くはないものの、席は8割ほど埋まっており、大きな窓から外を眺める人もいれば、Macbookを持ち寄ってグループワークに勤しむ若人もいます。
電源を自由につかっていいとのことで、こんな需要も取り込んでいるのかと感心しました。
壁には、大きなテレビの画面があり、アルプスの大自然の静止画を背景に、癒し系の音楽を流しながら、延々と教義のような言葉が浮かんでは消えを繰り返しています。
写真集をめくり終わった後、「DAIGO守護霊の告白」を読む気分にもなれなかったため、別の本を本棚を見に行くと、やはり大川隆法氏の著書が多いです。店内の本からみた割合もすごいのですが、数だけでも相当です。
いったいこの方は合計何冊書いているんだろうと、ウィキペディアで調べてみたところ、2100書を超えるそうです。
また、年間発刊点数52冊という記録を持ってるらしく、DAIGOの守護霊よりもゴーストライターを降霊してみたくなりました。
てなわけで、癒し系の音楽、あたたかな雰囲気の照明、使い放題の電源、長居しても追い出されなそうな接客、の4点を備えたリラックススポットでありながら、本当に気を抜くとあちら側の人間になってしまうのではないかという危惧から芯からリラックスのできない葛藤を味わえます。
同期も「幸福の科学関連の本を読まなければ、まぁまぁいいお店」と言っていました。
私は去年、大川隆法氏が監督したアニメ『UFO学園の秘密』も見たことだし、幸福の科学成分はもう一生分は食傷気味なので、もういいやという感じです。
教団に興味のない人が利用されるときは、電源のみに利用価値を見出すか、本に対する批判的思考を常に働かせるかしたうえで、自己責任で、どうぞ。
【夏休みの自由工作】靴流通センターの三千円のパンプスをルブタン風にしてみた
こんにちは。Yです。
初めていただく寸志のボーナスと共に夏がやってきました。
夏休みと言えば、自由研究と工作。
これまで経験した幾多の夏休みからすると格段に短い会社員の夏休みといえど、工作や自由研究をしたいものです。
そこで、買いたかったけれど「寸志」で買えなかったルブタンの靴を作って、物欲と工作欲を満たすことにしました。
今回作りたいのはこんな靴。
まずはそれを再現できそうなヒールの高いパンプスを買いに靴流通センターへ行ったら、ちょうど良さそうなものが売られていました。
それがこちら。一見ゴツそうなフォルムながら、爪先は丸っぽく可愛らしいところを気に入りました。
続いて、靴底に塗るマニキュアを100均で調達です。
下地用の白と、その上に塗る赤の2本を購入しました。
wikipediaによると、ルブタンの特色である赤い靴底は、デザイナールブタンの工場内で出来上がり直後の靴のソールに赤色のマニキュアを塗ってみたことがはじまりだというので、マニキュア使用は、本家本元の方法と言えよう。
材料がそろったら、こちらのサイトを参考に、軽く洗った靴底に白いマニキュアを塗る作業から開始です。
中学の美術の時間に使って以来出していなかったポスター平筆を使用します。
また、塗る際にはみ出しても影響がないよう、マスキングテープをしています。
一度塗るだけではムラがあったので、3度、4度と、マニキュアがボトル半分の量になるほど塗っていたところで、父が慌てて駆け下りてきて、曰く、「臭いぞー」。
窓を開けて作業していたのですが、揮発性塗料独特のケミカルな香りが家中に広がってしまったようです。
下地塗はそこそこにいったん作業を中止し、窓を開けねばなりません。
さて、異臭元たるこの靴は2本目のマニキュアを塗れるようになるまで、車庫で乾かします。
2時間後、赤いマニキュアを塗ります。
1階で作業したばかりに、臭いが上の階まで渡ってしまったので、4階の換気扇前に移動です。
4階は一部屋上庭園(?)になっているので、いざとなったら屋上入り口のドアを開ければ苦情がつくことはないでしょう。
2本目のマニキュアはボトルに入っていたうち7割ほど使ってたっぷり重ね塗りします。
その場で乾燥させ、また数時間後にトップコートを塗った結果がこちら↓
側面に塗りがはみ出したところは、黒ペンで埋めれば解決。
今回は、つま先周辺のゴム部分は塗らなかったけれど、こうして立てて眺める分には違和感ありません。
しかし、本物の画像と比べると猫の足のような色気と気品はないにゃあ…。
さて、今回かかった金額を合計します。
【項目】 【購入場所】 【金額】
パンプス 靴流通センター 3121円
白マニキュア 100円ショップシルク 108円
赤マニキュア 100円ショップシルク 108円
トップコート 100円ショップシルク 108円
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3445円
ルブタンは1足約10万円なので、29分の1ほどの価格です。
作ってみて、合計を出してみたことで、この靴29足分の価値のある靴とはどんなものなのか実物への興味がさらに湧きました。
違いの分かる人間になりたいです。
ワイ、変身写真を撮影する。
こんにちは。Yです。
台湾旅行者もすなる変身写真というもの、都内で撮影できると聞き、さっそく体験してきました。
変身写真とは、撮影用のバッチリメイクをし、非日常感あふれる衣装とカツラで綺麗になったところを、舞台セットのようなファンタジーな背景と合わせて、プロの撮影技術によって美しく撮ってもらう写真のことのようです。
アリプロのCDのジャケット写真をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。
台湾にはそのための写真館はたくさんあるのですが、東京都内で変身写真を撮れる場所はごくわずかです。
ウェブサイトから予約をしてからというものの、どの衣装にしようか、どの背景にしようかと浮き足立ったまま、地に足のつかない生活をしていました。
着たい衣装をいくつか候補として考えつつ、当日。スカイツリーのふもとから歩くこと10分。テナントビルの階段を上がると、スカイブルーの扉に可愛らしい白い看板が下がっていました。『closed』。
え!『closed?』日付を間違えたのか…いや、そんなことはない。
どうやら心配は杞憂で、ドアを開けるとローラさんのような、美しい店員さんが笑顔で迎えてくださいました。
アンケートを記入し、撮影したい写真のイメージを伝えます。
せっかくなので化粧濃いめのおバカキャラで、セクシーかキュートかで言ったらセクシー路線という贅沢盛り盛りな注文をしてみました。
その後は衣装選びです。ドレスや和服、コスプレチックなものがずらりと並ぶ様子は壮観でした。
普段はパジャマ姿で布団に入ったまま本を読んでいる自分の中にも、乙女心というものがあったのかと実感する瞬間でした。
鏡の前にあれこれと衣装を当てながら決めかねていると、店員さんが注文に合う服を引っ張ってくださったり、若いんだから露出してみてもいいのではとアドバイスをくださいました。
結果、ピンクのウエストニッパー型のキャミソールに、パニエを合わせることに決まりました。
ニーハイソックスを留めるガーターベルトのつけ方がわからないながらもなんとか着替えたら、いよいよメイクです。
店員さん曰く、撮影用のメイクは陰影をつけるのが大事なのだとか。頷まわりのファンデーションを暗めにすることや、目のホリを描くことで、写真という平面的なものでも立体感が出るそうです。
プロの技は再現できないけれど、これならば免許の写真撮りに行く前にできそう。
メイクをするごとに、ホリが深くなり、派手になり、つけまつげの上につけまつげをくっつけても目が悪目立ちしないほどの魔改造を1時間少々の間に施されました。
だんだん、こいつ誰だ状態になっていく自分を鏡越しに見るのはなんとも不思議な気持ちです。
最後にスタジオで、脚はこっち手はこっちとポーズ指定していただきながら撮った写真はこんな感じになりました。
ネットに顔出しといえど、もはやこれは私をベースにした他人だから何ともないくらいです。
高校生の頃、スカート短くして、シュシュつけて、薬局の試供品のマスカラをつけた後に撮った懐かしのプリクラ。それの超超超上位互換版のようなものでもありつつ、かなりの不思議体験した。
ミドリムシのラーメンを食べてみた @池袋「六感堂」
こんにちは、Yです。
本郷の山手さんに引き続き、2杯目のミドリムシラーメン「塩グリーン麺」を池袋の六感堂さんでいただきました。
サンシャインの大塚側、繁華街から程よく外れた通りに位置する、イタリアンを名乗っても全く違和感のないシャレオツな外装のお店です。
店内もスタイリッシュで、緑色のピッチャー、緑色のソファー、観葉植物、、、などなど、さわやかなグリーンがあちらこちらから目に飛び込んできましたが、決してしつこさはなくカッコよくまとまっています。
壁にはお店のオリジナルTシャツが帽子と共にかけられており、フットサルサークルにいそうなファンモンが好きなリア充男子の部屋(偏見)に迷い込んだかのような気分に浸りつつ、カウンター席に座ると、件のオリジナルTシャツを着た店員さんがてきぱきと調理する様子が見えます。
スタイリッシュっぷりは提供されるラーメンにも徹底されており、麺にミドリムシが練りこまれたラーメンには、チャーシューの他にコンフィが乗っています!
ラーメンにコンフィか、聞いたことないぞっ!
パッと見て、ホウレンソウの練りこまれたパスタなんだと錯覚してしまいそうでしたが、これはまぎれもなくミドリムシラーメン。
さっそくいただきます。
おん?やさしー!へるしー!
ミドリムシの味は認識できないけれど、中庸でまったりとしたなかにも、かつおのお出汁が効いています。
これは飲み会のあとに〆のラーメン枠ではなく、お茶漬け枠として食べたくなりそうな、、同じラーメンという名前だけれども、ニンニクやアブラをマシマシする系統のものとは違う味わいです。
ラーメンを食べた後、こりゃ太りそうだわと罪悪感を感じてしまうことがあるのですが、この場合はむしろ、沢山のミドリ成分を取り込んで健康になれたような気さえしてきます。
山手さんと六感堂さん、同じ素材を前面に押しつつも向かっている方向が対照的なラーメンでした。
ブログ再開します。
皆さん、お久しぶりです。Yです。
大学卒業までにしておきたいことをテーマに4年生だった今年の2月までブログを更新しておりましたが、就職をきっかけに忙しさからなんとなくフェードアウトしてしまいました。
そんな折、久しぶりにブログを見てみたら「新しい記事を読みたい。学生の頃の感性の大事なところは失わないでほしい。」という内容のコメントをいただいていたことに気づきました。通勤中の電車の中、嬉しいやら、切ないやら、涙が出てきました。
というのは、卒業してから楽しむことや遊ぶことから離れてしまったこと、それどころか、仕事以外の時間はあまりエネルギーを使わないようにさえしていることに気づいて、とてつもなく悲しくなってしまったからです。
思い返してみれば、大学時代にやってみたかったのに、まだやっていなかったこと、まだまだありました。
クリスマスひとりディズニーinカリフォルニア、ひとりラブホテル、ミドリムシラーメン2店舗目のレポなど、ネタはあるのにまだ皆様に報告していないこともあります。
新しくやってみたくなったことも増えました。
勝手ではございますが、今後とも、消化試合の報告や、あとがきを記事にしたいです!
よろしくお願いいたします。